キッチンリフォームの前に知っておきたい9のこと

キッチンリフォーム成功のポイント、工期と費用、人気モデル、メーカー比較、よくある失敗などリフォーム前に知っておきたい情報をまとめました。

1. キッチンリフォームを成功させる4つのポイント

キッチンのリフォームを考えた時つい目が行きがちなのがデザインです。「毎日使うキッチンだから自分好みのデザインに…」もちろんそれも大切ですが、デザインを主体にしたリフォームでは使いづらかったという方も多いです。

毎日の家事負担を軽減させること・誰が使うのか・どのくらいの広さの部屋でキッチンリフォームをするのか……いろいろな視点から生活動線を考えた設計をすることを大切にしましょう。

[ Point.1 ]キッチンリフォームの重要なのは動線設計!

作業の流れを考えた動線設計

例えば晩ごはんを作るとしましょう。あなたは何から始めますか?普段のキッチンではどんな順番でどんな作業をして、どんな瞬間に不便を感じるでしょうか。料理だけでなく、料理の合間にする作業や片付けの流れもイメージしてみてください。より具体的なお悩みが見えてくるはずです。

ゴミスペースを確保

キッチンリフォームの時に忘れがちなのがゴミスペースです。せっかく良い動線を設計しても「足元のゴミ箱が邪魔で…」なんてことになりかねません。ゴミ箱のサイズやごみ捨てのしやすさも考えてリフォームを進めたいところですね。

[ Point.2 ]リフォームでは間取りに合ったキッチンの配置を意識して

もともとの生活習慣を考慮する

リフォームはもともと間取りのベースが決まっている住宅に施すものです。そのため、すでに出来上がった生活習慣を考慮する必要があります。”理想のキッチン”があったとしても、家全体を考えた時に必ずしも使いやすいキッチンになるとは限らないということですね。ドアやキッチン周りの掃き出し窓の位置やダイニングの向きといった家の造りにも着目した、間取りに合ったキッチンリフォームをオススメしています。

[ Point.3 ] 家族構成にも注目

家族構成からキッチンサイズやスペース幅を考える

家族の人数や年齢によってもこだわるべきポイントは変わってきます。例えば、小さなお子さんがいらっしゃる家庭では調理や片付け中にお子さんの様子が伺えるオープンキッチンが安心ですよね。ご家族の多い家庭ではキッチンを含めた動線が集中しないことも必要かもしれません。ほかにも、お子さんと一緒にキッチンを使用する、離れて暮らすご家族が帰省する、など場面は様々あります。きちんと想定したうえでサイズやスペース幅を決定しましょう。

[ Point.4 ]キッチン収納は普段の使い方を意識したつくりを

普段の使い方を見直しておきましょう

キッチン収納はキッチンの使い勝手の要!キッチンは限られたスペースの中に電化製品・大量の食材のストックを配置するため雑多になりがちです。そのため、リフォームの際には新たに導入するキッチンと同じメーカーの収納棚を追加することも多いです。同じタイプの収納を配置することで見栄えが良くなることはもちろん、収納方法が統一できるため、作業効率アップにも繋がります。パントリースペースを設けるパターンもありますよ。

 

2. キッチンリフォームの工期と費用

キッチンリフォームの工期と予算は、キッチンのグレードや工事の規模によって上下します。費用は主に「キッチン本体費」「取付工事費」「内容工事費」に分類され、キッチン本体の相場価格は30~70万円ほどです。

●元々のキッチンと同じ形・レイアウトで行う入れ替え工事であれば、工期は6日程度・費用は50万円~100万円くらいです。

●キッチンの形を変えたり、配管・配線位置を変える工事になると、工期は2~3週間・費用は150万円~400万円ほどかかります。

特にアイランド型キッチンをご希望の場合は、大規模な配管・配線工事が必要となるのでさらに工期と費用がかかります。

費用を少しでも抑えたい場合は、現在は型落ちでも十分使いやすいキッチンが展開されていますのでそちらを検討するのも良いのではないでしょうか。展示品などを利用することで半額近い価格になることもありますよ。また、リフォームする箇所が多い場合には値引きなどのサービスによって場所別のリフォーム費用が安くなる場合もあります。

50万円未満で可能なキッチンリフォームの種類

50万円未満でできるキッチンリフォームは部分的なものが中心です。レンジフードや食洗機の交換であれば十分に余裕のある予算でしょう。

キッチン本体でいうと、ワンルームの端に設置する小さなキッチンであれば50万円未満の費用で収まることもあります。

50~150万円で可能なキッチンリフォームの種類

50~150万円の予算があれば、キッチンの設備全体を変える工事が可能です。

壁付けI型キッチン⇒対面式キッチンのリフォームでも、おおむね100万円前後で工事が可能です。(設備のグレードや大きさによって価格は上下します)

151万円以上で可能なキッチンリフォームの種類

ガスや水道などを含めた大掛かりなキッチンリフォームの場合、通常は151万円以上かかります。

●キッチンを1階から2階へ移動させる場合は、200~250万円ほど。

●設備に特注品を採用する場合は300万円以上の価格になることも。

3. キッチンリフォーム事例

富山市S様邸 (2020.4月)

Before

After

システムキッチン取替え・ウォールキャビネット取替え・キッチンパネルの貼りを行いました。IHはお客様のご希望により別途取り付けとなっています。

製品:AS(LIXIL) / 工期:2日 / 費用:97万円  

 

富山市I様邸 (2020.6月)

Before

After

システムキッチン取替え・カップボード取替え・床の重ね張り・天井吸音板張りを行いました。水栓はタッチレスに、食洗機も新たに設置し毎日のお料理が快適なキッチンです。

製品:リシェル(LIXIL) / 工期:15日 / 費用:330万円  

4. 形からキッチンを選ぶ

I型キッチン

シンク・調理台・コンロが一列に並びアルファベットの「I」の形をした最も一般的でシンプルなキッチンです。壁付けタイプのキッチンを「I型キッチン」と呼び、同じI型でも対面式のキッチンとは区別されています。

[メリット] 比較的リーズナブル

[デメリット]ほかのタイプに比べてオシャレ感はやや劣る

L型キッチン

アルファベットの「L」の形をしたキッチンです。I型に次いで多いタイプとされています。

[メリット]作業スペースが確保しやすい・調理動線が短くなる

[デメリット]広めの設置スペースが必要・コーナーにデッドスペースが生じる

対面型キッチン

ダイニング側を向いて調理ができるタイプのキッチン。

[メリット]小さなお子さんなど、家族とコミュニケーションがとれる・オシャレ感が出やすい

[デメリット]費用が高くなる・広めの設置スペースが必要になるためダイニングスペースとの兼ね合いが難しい

アイランドキッチン

壁から独立して浮島のように存在するキッチン。

[メリット]開放感があり動線を確保しやすい

[デメリット]大規模な工事が必要な場合が多く費用が高くなる

5. 人気モデルからキッチンを選ぶ

実際にリフォームの現場で人気のキッチンをご紹介します。

なお、記載している本体価格はメーカーが公表している規模小売価格で、実際の店頭価格はここから2~3割引きとなるのが一般的です。キッチンリフォームではこの価格に作業工賃が加わります。

AS (LIXIL)

LIXIL製品の中でも特に人気のあるキッチンです。インテリアにも耐久性にも優れた人造大理石のワークトップ、ハンドシャワー水栓(エコハンドル)を備え、価格帯も標準的で手軽にキッチンリフォームを始められます。

リシェルSI (LIXIL)

洗練されたデザイン性と作業における実用性を極限まで追求した、LIXILの中でも最高峰に属するキッチン。I型・L型・対面型、いずれのタイプも用意しています。本体価格は80~210万円と高額です。

ラクエラ (クリナップ)

家具のようなデザインを取り入れたシンプル&スタイリッシュな外観のキッチン。部屋のインテリアなどに合わせ、さまざまなカラーからチョイスできる点も特徴です。本体価格も50~130万円ほどと比較的リーズナブルです。

ステディア (クリナップ)

キレイにこだわった、クリナップを代表するシステムキッチンです。サビ、水・油よごれ、熱に強く、カビやニオイも付きにくいのが特徴。デザイン性も高くお住まいにマッチしたキッチンを選ぶことができます。

トレーシア (タカラスタンダード)

ホーロークリーンキッチンパネルやホーロー製のレンジフード・アクリル人造大理石のシンクを採用するなどお手入れのしやすさにこだわったキッチンです。価格も60万円~と比較的リーズナブル。

6. メーカーからキッチンを選ぶ

キッチンを製造・販売しているメーカーの中から、リフォーム店などでよく目にする代表的な10のメーカーをピックアップしました。

① クリナップ

クリナップは国内を代表するキッチンの専業メーカーです。キッチン以外にもシステムバスや洗面化粧台を手掛けていますが、展開している商品の大半が家庭向けシステムキッチンです。

ステンレス製のキッチンにこだわりのあるメーカーとして知られ、その耐久性の高さは国内随一。玄人が自宅をリフォームする際にもっとも選ばれているメーカーと言われています。

② LIXIL

LIXILは建築材料や住宅設備機器における国内最大手のメーカー。キッチンのほかにもバスルームや洗面化粧台・トイレ・屋根・ビル建材など建造物に関わる材料の大半を手掛けている会社です。

システムキッチンにおいては使い勝手の良さにこだわっている点が特徴的。様々なニーズの世帯に対応できるよう、幅広いラインナップを用意しているところも特徴です。

③ パナソニック

大阪に本社を置く世界的な電気メーカー。業務を拡大していく中で、電気機器のほかにも住宅関連の事業に積極的に進出。今やキッチンやトイレなど住宅設備の代表出来メーカーの一つにまで成長しました。

キッチンにおいては、機能性の高さ・スタイリッシュなデザイン性・省エネなどが特徴的です。

④ TOTO

TOTOはトイレをはじめとした衛生陶器のメーカーとして世界的に広く知られるメーカーです。トイレ作りの視点がキッチン作りにも活かされ、衛生的かつ継ぎ目のないキッチンが特徴的。「汚れが溜まらないキッチン」「手入れのしやすいキッチン」として、実用性を重視する主婦層から高い人気を集めています。

⑤ タカラスタンダード

主にシステムキッチンとシステムバスを主力商品として展開する住宅設備機器メーカー。

高品質のホーローを積極的に採用するなど、毎日使用するキッチンとして耐久性の高さにこだわる点が同社キッチンの大きな特徴。リーズナブルな価格も手伝って、マンションなどの集合住宅向けキッチンとして高い人気を誇ります。

⑥ トクラス

システムキッチン・システムバスなどの住宅設備を製造販売しているメーカー。その前身は世界最大手の楽器メーカー「ヤマハ」の住宅部門でした。今や定番の人気となった人工大理石をいち早くキッチン分野で採り入れたことで知られ、現在もなお、人工大理石を採用したシステムキッチンを多く企画・開発しています。

⑦ トーヨーキッチン

主にシステムキッチンや厨房設備・インテリアなどを企画・提案している会社です。もともとステンレス食器メーカーだったこともあり、現在でもなお、ステンレス製のシステムキッチンを提案するメーカーとしては国内主力企業。ステンレスの耐久性はもとより、その使い勝手の良さを評価する声も多く見られます。

⑧ ハウステック

群馬県高崎市に本社を置く住宅機器メーカー。以前は日立グループに属していましたが、現在はヤマダ電機グループの会社として活動しています。

ハウステックのキッチンの大きな特徴は、コストパフォーマンスの良さ。品質と価格のバランスをよく考え抜いた、ヤマダ電機ならではの価値観がのぞくキッチンを多く展開しています。収納力の高さもハウステックのキッチンの大きな特徴です。

⑨ ノーリツ

給湯機器や温水暖房機・システムキッチンなどを主力商品として展開する住宅設備機器の専業メーカーです。

給湯設備をメインに展開しているメーカーであることから、同社の給湯器に合わせたキッチンを企画・提案しています。キッチン単体で購入するというよりも、給湯器の交換に合わせて同社キッチンを購入するという例が多いようです。

⑩ ナスラック

主にシステムキッチン・洗面化粧台・収納家具などを製造・販売している会社です。

キッチンにおいてはステンレスタイプの耐久性ある商品を中心に展開。「どうしてもステンレス製キッチンにしたい」と希望する多くの方が、一度はナスラックのキッチンを候補として検討しているようです。

 

7. キッチンリフォームのよくある後悔ポイント

「これ、使わなかった…」という失敗

契約時に「あれば便利だ!」「これは必要!」と思った機能や設備が、実際には全く使わなかったという失敗例は多く見られます。特に多いのが食洗機と床下収納。その分のスペースや費用が無駄になってしまわないように、十分に検討したうえで購入を決めましょう。

「全体的に見た目が変…」という失敗

リフォーム後に実際にキッチンに向かってみると"なんだか見た目が変…"と感じてしまうことがあるようです。キッチンの中が丸見えになっていたり、全体的に暗い印象に仕上がっているような失敗例が見られます。

「使い勝手を考えていなかった…」という失敗

冷蔵庫を置くスペースに困ったり、不自然な位置にゴミ箱を置かざるを得なくなったりなど、レイアウトの失敗から使い勝手の悪い仕上がりになってしまう例が見られます。

8. タイミング別!抑えておきたいチェックリスト

[ CHECK.1 ] ショールーム見学

住宅設備機器のメーカーは、ショールームを用意していることがほとんどです。パンフレットと実物では印象が大きく違うこともあるので、可能であればショールームまで足を運んでみましょう!

 

ショールーム見学の CHECK LIST

リフォームで何を実現したいのか?を明確にしておく

現在のキッチン・食器棚・冷蔵庫・ごみ箱などのサイズを測っておく

現在のキッチンの写真を持参する

(気になる商品があれば) 品番をリストアップしておく

実際の使用感を体感するためにスリッパを持参する

※なお、設備メーカーのショールーム担当者はリフォームの概算を答えられません。各販売店での店頭価格や、リフォーム会社での作業料金が分からない以上答えようがないからです。担当者が押さえているのは「本体の定価」だけですのでご注意ください。

[ CHECK.2 ] リフォーム業者との打ち合わせ

より実際の価格に近い見積もりを出してもらうために、リフォーム業者には次の3点を明確に伝えましょう。見積もりは1社だけでなく、2~3社に依頼するのが一般的です。予算に近い値段で理想的なリフォームを実現できる業者を選びましょう。

 

リフォーム業者に伝えたい CHECK LIST

リフォームしたい箇所。キッチンの交換だけなのか、周辺の床や壁も希望しているのかを正確に伝えます。

現状の不満と理想のイメージ。どんな時にどんな事に困っていて、どんなキッチンにしたいのかを具体的に伝えましょう。

キッチン設備のグレード。予算を前提にどの程度のグレードのキッチンを希望しているのかを伝えましょう。

[ CHECK.3 ] 見積書を見る

見積書のフォーマットは業者によって異なりますが、見るべきポイントはどの業者でも同じです。最も大事な数字は「合計金額」ですが、以下項目にもしっかりと目を通しておきましょう。

 

見積書の確認 CHECK LIST

キッチン設備の商品名。キッチンのメーカーと商品名が具体的に記載されているか必ず確認してください。

リフォームの対象範囲。各社の見積もりを平等にするため、それぞれの見積書のリフォーム対象範囲を確認しましょう。「ここが安い!」と思っても床などのリフォーム代が含まれていないケースもあります。

別途費用。見積り一覧の表とは別枠に、小さな文字で「駐車場代」などの別途費用が記載されていることがあります。要確認です。

[ CHECK.4 ] 契約書にハンコを押す

キッチンリフォームは安い買い物ではありません。業者との齟齬が無いように、契約書のハンコを押す前に次の3点をしっかりと確認しておきましょう。

 

契約書にハンコを押す前の CHECK LIST

見積書と契約書の内容を比較する。見積書と契約書を詳細に比較、少しでも分かりづらい点があれば遠慮なく聞きましょう。

追加費用の可能性を確認する。工事中に想定外のことが生じた場合(床がもろく修繕する必要があるなど)、どの程度の追加費用がかかるのか確認しておきましょう。追加費用の可能性の有無を確認しておくのが安心です。

何をどのように工事するのか改めて現場で確認する。双方の認識の齟齬を避けるため、どの場所にどんな設備を設置してどのような仕上がりとなるのかを、キッチンの現場で担当者から指差し説明をしてもらいましょう。

 

9. キッチンリフォーム お客様の声

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富山市 Y様より

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